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床ずれを防ぐ寝床づくりと体位変換の目安

寝たきりの犬は数時間で床ずれ(褥瘡)が発生することがあります。予防のための環境づくりと体位変換の基本を解説します。

🐾 動物介護士・ペット介護士 監修 読了目安 約8分
寝たきりの犬は数時間で床ずれ(褥瘡)が発生することがあります。予防のための環境づくりと体位変換の基本を解説します。

マット選びと体位変換

床ずれは骨の突出部(肘・腰骨・かかと)に圧力が長時間かかることで皮膚・組織が壊死する状態です。

一度発生すると治癒に時間がかかるため、予防が最も重要です。

  • マット選びのポイント 低反発ウレタン・ジェルマットが体圧分散に有効。厚みは最低5cm以上。防水・洗える素材を選ぶ。
  • 体位変換の目安 2〜4時間ごとに左右・腹臥位(うつ伏せ)を交互に変える。夜間も同じ頻度が理想だが、最低6時間以内に1回は変換する。
  • 骨突出部の保護 肘・腰骨・かかとにドーナツ型のクッションやガーゼを当てることで局所への圧力を分散させる。
  • 床ずれの早期発見 皮膚の赤み・硬化・湿潤が初期サイン。毛で隠れていることが多いため、毎日触診で確認する。赤みが消えない・皮膚が破れた場合は即受診。
⚠️
床ずれが発生した場合、自宅での処置には限界があります。傷が表皮を超えた段階(皮膚が破れる・黄色〜黒の組織が見える)では必ず獣医師に相談してください。

📋 この記事のまとめ
  • 低反発ウレタン・ジェルマットで体圧を分散する
  • 2〜4時間ごとの体位変換を習慣化する
  • 骨突出部(肘・腰骨)は毎日触診で確認
  • 皮膚の赤みが消えない・破れた場合は即受診
⚠️ 本記事は一般的な飼育・健康管理情報の提供を目的としています。診断・治療・投薬の指示にはなりません。愛犬の体調に気になる変化がある場合は、必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。
#床ずれ#褥瘡#シニアケア